2013年5月17日、アッシュトリマーズスクールの1年生によるフィラリアの検査実習が行われました
トリマーの学校でなおかつ1年生がフィラリアの検査実習と思われるかもしれませんが…
最近は動物病院からも「是非アッシュの生徒さんを採用したいという」求人の要請もあり、生徒さんの就職先の選択肢の一つとして動物病院もあります。また、トリマーにとってもフィラリアに関する知識を持っていることは重要であるため、こういった検査実習を通じてフィラリアとはどういった病気で、どのように予防していくのかを学んでいってもらう為のフィラリア検査実習です。知識を身につけるためには経験が不可欠であるというアッシュの方針のもとフィラリア検査実習を行いました。
フィラリアの検査には採血が必要になります。採血は獣医師の先生が行いますが、その際の保定を生徒さんが担当していきます。まずは採血の際の保定を練習していきます。この後すぐに自分たちが保定をしていくためアッシュの生徒さんも真剣に先生の説明に耳を傾けます
看護師経験のあるスタッフ・外部講師から保定の仕方や駆血法などを実践で教わります
保定と駆血が出来るようになったら、いざ採血です。採血後はしっかりモデル犬達をほめていきますモデル犬達もこの為に頑張ってます
採血した血液を検査キット専用のスポイトに移し変えます注射器を持つこともはじめての生徒さんですが、実際に持ってみて初めて注射器の扱い方や注意点などが頭に入ってきます
経験することがより深い知識へと繋がっていきます
アッシュの考え方の基本です
検査キットに血液を滴下して5分間で検査結果が判明します。写真右はフィラリア検査結果陰性です当然ながらアッシュにはフィラリアに感染したモデル犬がいないので陽性の検査結果を見ることが出来ませんが
陽性の場合は写真Tのところに赤い線が出るようです。
通常だと動物看護のコースであっても1年生のこの時期にこの種の実習を行うところはありませんが、アッシュでは生徒さんが少しでも活きた知識を身につけられるように、常に『生徒さんの為に』を考えて学校運営をしている為このような実習が可能なんです
そして、アッシュのモデル犬達もフィラリア予防の薬を飲んで安心して散歩にいけます